今回の大阪コラボ中国語通訳の派遣実績は「外国人技能実習生向け講習の通訳」です。
「外国人技能実習制度」とは、開発途上国が経済発展の担い手となる人材育成のために、先進国の決められた産業で、青壮年労働者を一定期間受け入れて、技能習得してもらう制度のことです。
2016年には日本在住の外国人技能実習は20万人を突破し、現在も増え続けています。
最近はベトナム人の実習生も増えてきましたが、やはりまだまだ中国人の実習生の受入数も多いです。
受入方法には、商工会などの監理団体が受入れ、傘下の企業等で技能実習をする方法と、日本企業が海外の現地法人、合弁企業や取引先企業の社員を直接受入れて技能実習する2種類の方法があります。
最近はこの後者の方法で、日本企業が中国人技能実習生を直接受け入れる際の、中国語通訳の依頼が増えてきました。
昨年2017年11月に新しい「技能実習法」が実施され、技能実習生の受入れ企業では、入国当初に事前講習を行うことになりました。講習内容は以下のとおりです。
- 日本語
- 日本での生活一般に関する知識
- 入管法、労働基準法等技能実習生の法的保護に必要な情報
- 円滑な技能等の修得に資する知識
なお3の講習は専門的知識がある講師が行うこととされ、技能等の修得活動に入る前に実施する必要があります。
通常、行政書士などが説明を行いますが、中国人の場合、母国語(中国語)での説明になりますので、その際に中国語通訳が必要になります。
また優良な実習実施者の要件として、母国語(中国語)で相談できる相談員の確保や、実習生に対する日本語研修なども必要になります。
当社では大阪、京都など関西エリアの中国人技能実習生に関する中国語通訳や、日本語研修にも対応可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。